なぜ「就職の福工大」と呼ばれているのか?

4つの解答をご紹介いたします

社会で活きる実践力が授業で身につく

自ら学ぶ姿勢を養うことで、実社会で求められるチカラが向上

福岡工業大学では、社会に出た時に必要な力を、目的を定める「志向力」、仲間と共に考えて行動する「共働力」、自ら問題を発見して解決方法を探る「解決力」、学んだ知識を活用していく「実践力」の4つに分類し、これらを授業の中で身につけていく「就業力育成プログラム」を実施しています。学生が能動的に学ぶアクティブ・ラーニングを取り入れた「キャリア形成」、「コミュニケーション基礎」などの必修科目を通して、授業の中で主体的に学びながら4つの力を身につけていくプログラムです。目標が明確になり、自ら学ぶ姿勢を身につけることを目指しています。

「4つの力」育成によるキャリア形成支援

志向する力

将来の職業や生き方について自ら考え、目的とする方向を目指して行動していく力。
基礎的なスタディ・スキルなどを学びます。

キャリア形成
自己や社会に対する理解を深めながら、自分自身の将来設計を考える授業です。他者との交流を通して、他の人の考え方や生き方に触れたり、体験しながら学ぶ機会がたくさん取り入れられています。
写真:4人ずつグループになって話をしている学生達
共働する力

ともに考えを伝え合い、協力しながら活動する力。日本語の基礎知識や表現法をはじめ、グループワークを通じて実践的に学修します。

コミュニケーション基礎
議論の型を用いることで、高度なコミュニケーション能力を育成。基礎スキルから議論スキルまで、段階的に学んでいきます。また、ペアやグループで話し合いをするなど、実践的な話し合いスキルを身につけることができます。
写真:机について資料を広げて話をしている男子学生2人
解決する力

問題を発見し、適切な方法で解決を図る力。
ケースメソッドとグループディスカッションを通じて、問題解決力などを身につけます。

技術者倫理
社会的な問題となっている技術者の倫理について学修。グループに分かれて事故事例や失敗事例について議論する中で、技術者が社会に対して背負っている責任を理解し、解決方法を考えていきます。
写真:黒板の前に立って発表している3人の男子学生と1人の女子学生。その発表を席について聞いている学生達。
実践する力

学んだ知識を応用して、実際の仕事の中で活用していく力。
インターンシップなどを通じて、実践的な職業観を高めていきます。

就業実習
インターンシップの実習及び、その事前事後の学修を通じて職業観を高めるとともに、仕事と専門知識の関連性について考える学びを積み重ねます。就職や進学に向けて、自らの将来像をイメージしていきます。
写真:就業体験中の学生。企業の会議に参加している。

実践型人材の育成を目指す、本学独自のアクティブ・ラーニング

● グループ学修やグループディスカッション、体験学修などを取り入れた授業を全学的に実施。
● 授業をサポートする学生「クラス・サポーター(CS)」を育成。
● アクティブラーニングに対応する教室を複数整備。

平成26年度文部科学省大学教育再生加速プログラム事業に選定されました。写真:学生が4〜5人のグループになってディスカッションしている様子

大学での学びを実社会で活かすために

アクティブ・ラーニング型学修の要素

本学が進めるアクティブ・ラーニングは、学生の「知識定着」と「能動的な学修態度の涵養」を目的として行われる、学生の意見表明および振り返りを基本的な要素とする授業・学習形態をいいます。グループ学習、グループディスカッション、課題解決学習などを取り入れた授業を組織的・全学的に展開し、「実践型人材」の育成を図っています。

2人以上のグループでの学習

写真:機械の中を見ながら話している4人の学生

グループ学習の良い点は、「学び合い」ができることです。大学の授業では得た知識を活用し、解決策を考え課題に直面することが多くあります。その際、グループで学ぶことにより、互いに理解できている点、理解できない点を補い合いながら、知識を深めることができます。

授業の中でのミニッツペーパー(短いレポート)

写真:机の上に広げられたレポート

授業では各回ごとに学ぶ内容についての達成目標が設定され、また学んだ内容についてレポートをまとめて振り返ります。それを教員が確認することで学生の授業に対する理解度や不明点を把握でき、改善点などがあれば次の授業に活かしていきます。

学生と教員の双方向性確保

写真:モニターの横に立ってる女性教員と、机について話を聞いている7人の学生

グループ学習や発表、ミニッツペーパーなどの方法を含み、授業の中では学生から教員、教員から学生への質問や声かけなどコミュニケーションを行う場が確保され、教員と学生が共に作り上げる学びが工夫されています。

議論や発表など、自らの意見の表明

写真:課題について発表している4人の学生と、それを聞いている学生たち

課題についてディスカッション、プレゼンテーションを行います。ディスカッションでは、自分の意見を伝え、他者の意見を聞き、それを受け入れたり、疑問点を質問したりしながら、新たな結論を導きだすことが必要です。また、プレゼンテーションでは、自分の見解をまとめ、相手にわかりやすく伝える工夫を学びます。

グループでの学びの振り返り

写真:ノートを広げて話をしている6人の男子学生

振り返りは知識の定着にとても重要な作業です。授業内容についてグループで理解できた点、できなかった点を互いに振り返り共有することで、自分の伸びた点やもっと学修すべきところを明らかにし、その後の授業に活かし取り組むことができます。

クラス・サポーター(CS)の導入

本学では、アクティブ・ラーニング型授業に対応できるクラス・サポーター(以下CS)を育成・雇用しています。CSは、担当科目において、円滑な授業運営のためにグループ学習やピア・ラーニングのファシリテートや助言、機器操作の補助などを科目担当教員との連携の下に行います。また、この取り組みは、アクティブ・ラーニング型授業の円滑な運営を図るとともに、受講生はもとよりCS自身の学習深化にもつなげています。

教員メッセージ

他者と円滑に仕事をすすめられる能力を

FD推進機構 宮本 知加子 先生

アクティブ・ラーニングを取り入れることで目指しているのは、自律的に考え、行動し、社会で活躍することのできる人材の育成。授業では、学生が主役となるよう学生との対話や気づきを大切にしています。他者と一緒に活動することで知識を深めたり、新たな価値を生み出すプロセスを実感することができ、自分の成長や学ぶ面白さを感じてもらえると思います。

写真:宮本 知加子 先生